おはようございました。あられです。
自動車部品メーカーから完成車メーカー(以下OEM)に転職してもう3年以上が経ちました。転職のために生まれ育った地元を離れる必要があり、転職を決める時には非常に悩みました。
仕事のために縁もゆかりもない土地へ行く必要があるのだろうか、地元を離れずともいい仕事があるのではないのだろうか、そもそもOEMに転職して本当に年収は上がるのか等考え事は尽きませんでした。
日本では全就業人口の約1割にあたる529万人もの人が自動車産業に携わっています。同じような悩みをかける人は今後たくさん出ると思います。
その人たちの手助けになればと、私の実体験をブログに残します。
考えれば考えるほど出てくるデメリット
全く知らない土地への引っ越し
OEMへの転職のために引っ越しました。かなりの距離の引っ越しとなリました。おそらく1,000キロ以上移動したと思います。ここまで離れると土日程度で実家に帰ることは不可能になります。
30代に突入し、親もそれなりの年齢です。長男のため、いつかは親の面倒も見なければならない。非常に重い話ですw
また知り合いが一人もいない土地への引っ越しになるため、心細くてたまりませんでした。妻と二人だけで生きていけるのか、友達と疎遠になっていいのか、、、悩みました。
後戻りができない
万が一OEMでの仕事が自分に合わなかった。やめて転職をした。となった場合、簡単に地元に戻りますとは行きません。仮に戻るとしても転職活動に拠点は新しい土地となります。引っ越し先は地方都市、今以上の仕事が見つかる可能性は低いです。
転職の度に引っ越ししていては妻にも迷惑をかけることになります。引っ越しのたびに妻にも転職活動を強いることになるので。
地元に遊びいくには遠すぎる
上に書いてあることとかぶっていますが、実際に3年が経った後一番感じるデメリットなため強調しますw
今までは遊んでた友達ともっと気軽に遊びたい、これに尽きます。もっと気軽に飲みに行きたいんです。今でも友達とは遊びますが、新幹線代や飛行機代がバカになりません。
もっといい求人があるのではと疑心暗鬼になる
OEMにこだわらずにTia1でも良い会社はたくさんあります。外資系の部品メーカーまで含めれば待遇自体はOEMとそう変わらない求人がたくさんあるのです。その中で今の会社に決めていいのか。探せばもっといいのがあるのではないかと言う気持ちになってしまいます。
これは自動車業界内の転職に限らず、転職活動全般に言えることです。どこかで腹を括らないといけないと言うことですね。
メリットもまぁまぁ出てくる
単純に年収が上がる
最大のメリットです。転職は新卒の就活とは違って明確に年収が想定できるから助かります。
転職前の年収よりも100万円以上上がる見込みでした。この差は非常に大きいです。夫婦二人、これから子供ができることを考えると年収UPは必要不可欠でした。
知らない土地へのワクワク感
中国地方から東北へ!みたいな引越しをしたため、新天地は今までほとんど旅行したことのない土地でした。
元々夫婦で遠出をすることが好きだったため、今まで行ったことのない都道府県を旅行できることは魅力の一つでした。デメリットに比べると非常に小さい魅力ですが、、、
それでも実際に住まなければわからない今の土地の魅力もこの3年でたくさん見つけることができました。子供が生まれる前は夫婦で旅行しまくりでした。
旅行がわりにみんなが遊びに来てくれる
それなりに観光地がある場所に住んでいるため、地元の友達は旅行がわりによく遊びに来てくれました。地元で遊ぶよりもこっちで遊んだほうが新鮮で楽しいです。食べ物も美味しいですし。
しかしこのメリットはコロナ禍のおかげで消滅しました、、、
コロナ禍が少し収まればまたみんな遊びに来てくれると信じています涙
メリットが収入アップくらいしかない
大きなメリットは収入アップのみです。デメリットは生まれ育った土地を離れること。新天地で自分と会っているかもわからない仕事を初対面の人たちとやりなさい、その代わり年収は100万円アップするよ。
雑にまとめるとこんな感じw
あなたならどちらを選択しますか?どっちが正解かなんか実際に行動してみないとわかりません。新しい仕事内容も人間関係も事前に詳細に知ることはできないのですから。
ちなみに私の場合ですが、結果としてOEMに転職して正解でした。なぜかというと転職して2年ほど経ち子供が生まれ、我が家の環境が一変したためです。
子供が生まれると全てが変わる
子育て楽しい!!!
世界の中心が子供になります。今まで土日は友達と遊ぶか妻とデートしていたのが子供の面倒を見る時間になります。友達と遊ぶ時間なんてありません。可愛い息子の成長を1日でも逃したくないと言うのが今の気持ちです。
地元に帰るのも今まで以上に簡単に帰ることはできません。その間、妻にワンオペでの育児を強いることになるので。
正直なところ、妻の負担をなるべく少なくしなきゃ!と言うよりも子育て楽しいから妻しか味わえないなんてずるい!と言う気持ちですw
お金が今まで以上に必要
今までは夫婦二人生きていければいいくらいの稼ぎがあれば十分でした。しかし子供が生まれると私一人の給料で3人またはそれ以上が生活できるだけのお金が必要になります。
正直なところ前職の給与で生活していく自信はありませんw
仮に生活できたとしても子供の将来のために貯金はいくらあっても無駄にはなりません。自分の趣味や友達との時間よりも子供の将来が大事になりました。
両親に孫を簡単に見せられないのは少し残念
コロナ禍もあり、遠方に住む両親に孫の顔を見せる難易度が爆上がりしてます。
転職する前は車で行ける距離に住んでいたので会いにいくのは容易でした。それが今回の転職のせいでかわいい(はず)の孫との物理的距離を作ってしまったのは後悔ポイントです。
まぁ伸び伸びと子育てできて気は楽ですけどね。
おじいちゃんおばあちゃんにはみてねのアプリを使って写真送りつけまくってますw便利な世の中です
まずは確定しているメリットデメリットを整理しよう。
やらずに後悔するより、やって後悔する方がいい
よく言われる格言ですね。個人的にもその通りだと思います。よくなる可能性があるならその可能性に賭けるのは至極当然だと思います。けど一か八かの賭けはしたくない。
そんな時はまずは状況を整理しましょう。現時点で確定指定情報で考えてみるのです。
私の場合は下記の通りです。まずはデメリットから。
- 引っ越しが必要
- 家族友人と離ればなれになる。
新しい仕事の内容が不安とか、職場の人間関係がうまく構築できるかがわからないとか、今考えても無駄なことは一旦忘れましょう。
メリットは下記一点のみ。
- 年収アップ
これは内定が出た時点でいくらの年収になるかわかっていました。また、今後の年収の上がり方も教えていただき、給与に関して悩む必要がなくなりました。(昇級できるかどうかは謎ですがw)
上記のメリットデメリットを整理したときに、年収アップがデメリットを上回りました。転職のときにすでに子供のことについて考えていたのも大きいです。
結果として今回の転職については個人的には満足していますし、妻も同意見です。
転職を決めるのは自分ですが、手助けをしてくれる人はたくさんいます。特に転職エージェントは頼ってもいい存在だと思いました。
転職エージェントもお金が関わっているため、本気で考えてくれます。もっと良い条件の案件があれば内定があっても容易に転職を進めることはしません。
一人で全部考えるのは疲れてしまいます。信頼できる転職エージェントについても今後まとめていきます。ここが転職成功するかどうかの大きな鍵になります。
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父から乳が出れば全部解決なのに・・・
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