【自動車業界の転職】総合エージェント vs 特化エージェントの使い分けと担当者の見極め方

転職

おはようございました。アラレです。5年前に自動車部品メーカー→自動車メーカー(OEM)に転職しました。今はアメリカに駐在しています。

今日は、自動車業界で転職する人、とりわけ20代後半以降のひとが躓きがちな
「総合エージェントと特化エージェント、どちらを使えばいいのか問題」の “本当のところ” を書きます。

自動車メーカーへ転職を考えている人はまずはこちらを参照してください。
数字で語れば面接は通る!文系のための自動車メーカー転職地図 – 文系が自動車メーカーに転職して苦労するブログ

転職記事は山ほどありますが、
このテーマを業界目線で深掘りしている記事はほぼ無い。
そして、多くの人がここでつまずくせいで「本来通る転職」が通らない。

私自身、総合と特化の両方を使い、
最初は総合で地獄を見て、
後半は特化で“世界が変わる瞬間”を体験しました。

この記事は、その 成功と失敗の両方 をベースにしています。


総合エージェントは「間口が広い」。ただし“あなたの希望は広くない”

総合エージェントは「求人の量が多い」
と言われますが、それは正確ではありません。

正しくは、

“あなたの希望と無関係の求人” が大量にある

という意味です。

私は当時、生産管理・SCM・OEM・部品メーカーを希望していました。
ところが、総合エージェントから届く求人はこうでした。

  • 「総務・人事・経理のポジションはいかがですか?」
  • 「医療系メーカーで在庫管理の仕事があります」
  • 「IT企業でPMOとして働きませんか?」

思わず画面越しに「え?」と固まりました。

総合エージェントの担当者は、
あなたのキャリア背景を“深く理解していない”ことが多い。

理由は簡単で、彼らは
メーカー専門担当ではない
からです。

自動車業界には、

  • 生産方式
  • 品質フロー
  • 調達の仕組み
  • 工程の癖
  • 役職分布
  • 製造スケジュール(カレンダー)
    など、独特の前提条件が大量にあります。

これを知らない人に転職支援を頼むと、
当然ズレた求人しか出てこない。

あなたのキャリアが悪いわけではなく、
担当者が“そのキャリアを理解できない”だけ。

総合は「入口としては強い」が、
具体的な希望が固まっている人には力不足です。


■ 特化エージェントは“求人数が少ない”のではなく、“無駄な求人がない”

特化エージェントに乗り換えて、
最初に驚いたのは「ズレがゼロ」だったことです。

  • 生産管理を希望 → 生産管理だけが出る
  • OEM・部品メーカー希望 → そのラインだけが来る
  • カレンダー・交替勤務NG → それを外してくる

総合では20件中1件だった「まともな求人」が、
特化では5件中5件でマッチしていました。

これは「求人数が少ない」のではなく、
**“あなたに関係ない求人を最初から切っている”**だけ。

さらに大きいのが、
求人の鮮度が圧倒的に違うこと。

特化は、企業と常にやりとりしているため、

  • いつ募集が出るか
  • 欠員の理由
  • チームの雰囲気
  • 他に何人応募しているか
  • 内定率の高いタイプ

これらが全部、事前に共有される。

総合では絶対に出てこない情報です。


■ 最も違いが出るのは“面接対策”の質

正直、ここが転職成功率の差を生みます。

特化エージェントの面接対策は、
総合とは別物です。

理由:彼らはその企業に“何人送り込んで、何人通ったか”を知っているから。

だから、

  • 「この企業は“論理性>実績”を見られます」
  • 「この質問には“失敗→改善→再現性”の順で答えると通りやすい」
  • 「調達と品質の揉めた経験は必ず聞かれます」

など、
企業ごとの癖を全部教えてくれる。

さらに、私が驚いたのは
営業担当が面談に同席するスタイル

エージェントの“営業”は、
企業側と直接やり取りして求人を取ってくる人です。

この人が面談に入ると何が起きるか。

  • 企業が求めている人物像をその場で教えてくれる
  • 表現の修正をリアルタイムで提案してくれる
  • 推薦文の方向性がその場で決まる

つまり、
面談中にあなたを“企業側が欲しがる形にチューニングしてくれる”。

これが総合では絶対にできない芸当です。


■ 担当者ガチャは“9割”ではなく、正直“全部”です

転職活動の成功率は、
担当者のレベルに比例します。

理由は3つあります。

■ ① 推薦文の質が担当者の力量で決まるから

推薦文が弱い担当=不採用になる確率が高い。

ひどいケースでは、
“あなたの職務内容を誤解したまま”推薦されていることもあります。

■ ② 求人の鮮度が担当の営業力で決まるから

営業力が弱い担当 → “期限切れ”“古い求人”を出してくる
営業力が強い担当 → “出したて”“企業が急募している枠”を出してくる

この差で内定率が変わる。

■ ③ 面接日程の押しの強さで結果が変わる

あなたが日程で迷っていても、
担当者が弱いと企業枠を確保できない。

逆に強い担当は
「候補者に寄せて枠を動かします」
と企業側と調整してくれる。

つまり、
担当者は“あなたの代理人”ではなく“あなたの競争力そのもの”。

担当者ガチャを外すと、
あなたがどれだけ優秀でも書類通過率が下がる。


■ 最後に:総合と特化は「どっちが良いか」ではなく「どう組み合わせるか」

総合は“幅”を作る道具です。
特化は“深さ”を作る道具です。

そして、担当者は“質”を決める存在です。

私の結論はシンプルです。

  • 総合だけ → 迷子になる
  • 特化だけ → 母数が足りない
  • 担当者が弱い → 全部落ちる
  • 総合+特化+強い担当者 → 転職活動が突然うまくいく

私はその状態を体験しました。

総合でズレた求人に疲れ、
特化で営業担当と二人三脚で企業へ寄せてもらい、
結果として
「満足して転職」できました。

転職は運ではありません。
準備と構造理解で“再現可能なゲーム”です。

あなたが今どこにいるのか、
どんな求人を見ているのか、
どんな担当者に当たっているのか。

それだけで、
結果は大きく変わります。

もし迷っているなら、
まずは 総合1社+特化1〜2社 を併用し、
担当者を冷静に見極めてください。

担当者を変えるのは、
あなたの人生を変えるのとほぼ同義です。

自動車メーカーへ転職した後の話はこちらに続きが
自動車メーカー 優秀な人多すぎ問題 – 文系が自動車メーカーに転職して苦労するブログ

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