【アメリカ駐在】運転免許の取り方まとめ(州別の違い・必要書類・流れ)

アメリカ駐在

おはようございました。アラレです。
文系 → 部品メーカー → 自動車メーカー(OEM)に転職して、紆余曲折ありながらOEMを複数経験させてもらったりもしました。

アメリカ駐在が決まって、家と車が見えてきた頃にやってくる“生活インフラのラスボス”がこれ。

運転免許。

都会じゃないエリアだと特に、免許がないと行動範囲が「家とスーパーの間」だけになりがちです。
そして免許が取れると、世界が一気に広がる。文字通り。

この記事では **「アメリカ駐在の免許取得ロードマップ(州別注意点)」**として、基本の流れと、駐在ならではの攻略法(日本語受験の話)と、あるある、筆記対策までまとめます。最後に REAL ID / STAR ID にも触れます。


まず大前提:州でぜんぶ違う(だから会社に聞くのが最短)

アメリカの免許は「国で統一」じゃなくて 州ごと です。

  • 予約の取り方
  • 必要書類
  • 試験の順番(筆記→実技など)
  • 免許証の発行ルール
  • そもそも混み具合

ここはネットで調べても情報が散らばります。

で、ここで効いてくるのがあなたの状況。
自動車メーカー駐在=日本人が一定数いる=役所側も慣れてる“アタリ会場”が存在しがち。

これ、めちゃくちゃ大事。
辺境の土地に日本人一人とかだともう突撃するしかありません。郷に入っては郷に従えです。


超重要:日本語で筆記試験を受けられる会場がある

州によってですが、筆記(Knowledge Test / Written Test)が複数言語対応のところがあります。日本語が含まれる州もあります。

たとえばジョージア州のDDSは、知識試験が複数言語対応で、日本語も含まれています(どの会場で対応しているか等は別途確認が必要)。Georgia Department of Driver Services+1

なので結論はこれ。

会社に聞いて「日本語OKの会場」を狙い撃ちする。

自動車メーカーの駐在だと、過去の駐在員が踏んだルートが蓄積されてることが多いです。
「ここが早い」「ここは日本人慣れしてる」「ここは受付が強い」みたいな生々しい情報が手に入る。これは個人戦だと集めにくい。


免許取得ロードマップ(基本形)

ここから先は「だいたいの州でよくある流れ」です。細部は州で違うので、最後は州のDMV/DDS等の公式案内+会社資料で確定してください。

Step 0:まずは州のサイトで“必要書類”を確定

免許申請でまず必要になるのは、だいたいこの系統です。

  • 身分(パスポート+ビザ関連など)
  • 住所証明(賃貸契約、公共料金、銀行の書類など)
  • 社会保障番号(SSN)またはそれに準ずる書類(州による)
  • 現地での滞在資格を示すもの

ここが揃ってないと、試験以前に受付で止まります。
「知識はあるのに書類がない」が一番悲しい。
免許センターの受付でSSNがなくて帰らされてる人を結構見ます。米人で

Step 1:予約(必要な州の場合)

州によってはウォークインもできますが、最近は予約必須のところが多いです。
ここは会社が案内してくれることもあります。
ちなみにわが街はどちらも対応してくれます。

Step 2:筆記試験(日本語会場があるなら全力で使う)

筆記は、州の交通ルールと標識が中心。
日本語対応があるなら、まずここで心理的ハードルが一気に下がります。

わたしたち夫婦は、

  • あられ:予習少々(会社資料を読み込んだくらい)
  • 妻:アプリでしっかり勉強
  • 結果:二人とも一発合格

女の人ほどしっかり勉強する傾向があります(笑)

Step 3:実技試験(Road Test)

実技は緊張しますが、筆記より「慣れ」が効きます。
州によっては、持ち込み車両や保険証明、同乗者要件などがあるので要確認。
特に保険証明できないとテストを受けられないので注意してください。

Step 4:仮免許(紙)→本カード郵送

合格後に紙の仮カードが出て、後日プラスチックの免許が郵送されるパターンが多いです。
郵送の間に飛行機乗る予定がある人は、身分証の扱いを先に確認しておくと安心。


“狙い撃ち会場”の見つけ方(駐在向け)

会社に聞く以外にも、現地で体感的に見分けるコツがあります。

  • 受付がテキパキしている(書類の説明が速い)
  • 日本人が来ても空気が変わらない
  • 「翻訳/多言語受験」の導線が整っている
  • そもそも外国籍の来訪者が多い

そして現地あるあるですが、免許センターは人間観察スポットでもあります。


アメリカ免許センターあるある(会場によるけど、だいたいこんな感じ)

  • 親子で来てる率が高い(ティーンの初免許+親の付き添い)
  • 待合の空気が「受験」じゃなくて「役所」
  • 書類が揃ってる人はスッと進み、揃ってない人は静かに崩れる
  • たまに「社会科見学みたいな一団」がいる(地域によっては矯正施設関係っぽい人を見かけることも。囚人服が生で見られます)
  • みんな基本、疲れてる(でも職員さんはもっと疲れてる)

ここでのコツはひとつ。

職員さんに“味方になってもらう”動きが最強。
丁寧に、必要な情報をまとめて、笑顔で。英語が完璧じゃなくても全然いけます。


筆記試験の対策(ここだけ押さえると安心)

筆記は州ごとに違いますが、よく出るテーマは似ています。

よく出るテーマ(体感)

  • 標識(STOP、Yield、School Zone、No Turn on Red等)
  • 右左折ルール(Right turn on redが絡む)
  • 交差点(4-way stopの優先)
  • スクールバス(止まる義務の範囲)
  • スピード制限(Residential/Highway/School zone)
  • 飲酒運転のルールと罰則
  • シートベルト/チャイルドシート
  • 緊急車両への対応
  • 車間距離・追い越し・車線変更

勉強方法(おすすめ順)

  1. 会社の資料(駐在向けに要点がまとまってることが多い)
  2. 州のDriver’s Handbook(公式の教科書)
  3. 練習問題アプリ/サイト(妻ルート。けど英語で勉強して日本語で受講する意味は?ともなります)

僕みたいに「会社資料中心で最低限」でも通ることはあるけど、
奥さま方式(アプリで反復)は、当日の安心感が段違いです。家族のメンタル平和にも効きます。


STAR ID / REAL IDにも触れておく(けっこう大事)

アメリカの免許は「運転」だけじゃなく、身分証としての出番が多いです。
そして2025年から、飛行機に乗るときのID要件がより厳格になっています。

TSA(米運輸保安庁)は、**2025年5月7日からREAL ID準拠の免許証/ID(またはパスポート等)**を求める形で案内しています。Transportation Security Administration+2Transportation Security Administration+2

で、州によって呼び名が違う。
たとえば 我が州ではREAL ID相当を「STAR ID」 と呼んでいます。Alabama Law Enforcement Agency+2Alabama Law Enforcement Agency+2

ざっくり結論

  • 免許を作るなら、可能なら最初からREAL ID(州によってSTAR ID等)にしておくと後がラク
  • 国内線に乗る予定がある人は特に、早めに整えておくと安心

まとめ:駐在の免許は「会社の知見」と「日本語会場」がカギ

最後に要点だけ。

  • 免許は州ごとに違う。まず会社と州公式で条件確定
  • 日本語で筆記試験が受けられる会場がある州もある(会社に聞いて“慣れてる会場”を狙う)Georgia Department of Driver Services
  • 筆記はハンドブック+練習問題で十分。僕は軽め、妻はガチめ、両方一発合格
  • REAL ID / STAR IDは飛行機や身分証で重要。2025/5/7以降の扱いも踏まえて準備

ちなみに国際免許の有効期限は取得から1年、免許取得が嫌でそのたびに一時帰国している猛者もいるらしいです。

その他のアメリカ駐在生活立ち上げについてはこちらにまとめています。

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